開発事例
CASE STUDIES
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私たちにしかできないサービスの実現に向けて
数週間から数ヶ月の期間で、お客様のご要望を満たすサービスを提供いたします。
専門性を持つメンバーが試行錯誤を繰りかえし、お客様の期待を超える。
それが、私たちの仕事との向き合い方です。
株式会社ジェイテクト 様
自立推進トレーニングロボット
J-Walker
テクテック
歩行能力の改善と健康寿命を延ばすことを目的とした
自立推進トレーニングロボットです。
「腕ふりトレーニング」「負荷トレーニング」「アシスト歩行」の
3つのモードを選択可能で、
利用者様の自立度や日々の体調に合わせた
最適なトレーニングをすることが可能です。
デザイン・設計・試作をお手伝いさせて頂きました。
DEFINE
腕ふりトレーニング機構の実現
お客様の新たな試みとしてテクテックの開発がスタートしました。
腕振り運動が健康に良いことから、これを訴求した製品です。
お客様から共有頂いたコンセプトを実現するため、一緒に開発を進めさせていただきました。
ノルディックウォークの効果をロボットで再現
ENGINEERING
材料評価・強度解析
お客様は、自動車部品の大手メーカーです。
安全性や強度が重要な介護製品だからこそ
現物、現実に基づいた設計をお客様から学ばせて頂き
材料の評価試験からスタート
評価・解析を重ねました。
曲げ試験
STYLING
スタイリングデザイン
日々の運動を共にするパートナーとしてふさわしいような
シンプルで温かみのある佇まいにまとめました。
株式会社ジェイテクト 様
アクティブ・パワーアシストスーツ
J-PAS LUMBUS II
様々な作業現場での腰の負担軽減のための
パワーアシストスーツ「J-PAS LUMBUS」
ジェイテクト 様が電動パワーステアリングで培った
制御技術に加えて人の動きと調和可能な機構を備え、
多様な作業への適応が可能です。
既存製品のリニューアルデザインから
設計、試作、量産化までトータルサポートしました。
CHALLENGE
チャレンジングな設計
部品単位で何グラム軽量化出来るか?
誰にでも扱いやすいよう、さらなる軽量化の課題を共有して頂き
お客様と共に解析をしながら強度の裏付けと軽量化を進めました。
お客様独自のワイヤーアシスト機構
ユニークな機構で、当社では初めての設計ではありましたが
お客様とアイデアを共有しながら
試行錯誤を繰り返し、実現に至りました。
STYLING
スタイリングデザイン
お客様の求められるコンセプトを共有頂きながら
デザインをご提案いたしました。
株式会社ジェイテクト 様
介護向けパワーアシストスーツ
J-PAS fleairy
(フレアリー)
介護作業での腰の負担軽減のための
軽量型パワーアシストスーツ「J-PAS fleairy」
動きを検知してアシスト力を調整、しっかりとした
アシスト感を提供します。
ベルト巻き上げ式の軽量化モデルです。
量産化設計をお手伝いさせて頂きました。
ENGINEERING
設計支援
樹脂成形部分の設計支援
成形の成立性・強度UP を
リソース・スピードの観点から我々にお声がかかりました。
お客様にご期待された以上のスピード感で
さらなる強度UP を実現しました。
訴求点の1 つである軽さを損なわないように強度解析をしながら
なるべく重量を増やさずに強度UP するのに尽力しました。
西松建設株式会社 様
斜張橋の斜材保護管外観調査ロボット
コロコロチェッカー®
コロコロチェッカー® は
斜張橋のケーブルを走行しながらケーブルの外周360°を
撮影記録し外観検査するロボットです。
アークは現行機のリニューアル設計を担当。
現行機の検査性能は確保しつつ
課題解決と開発コストを実現可能なバランスでご提案し
製造に至りました。
PLAN
開発の流れ
コロコロチェッカー® による斜張橋の点検は
現場の交通規制が不要な点と
点検作業員の安全確保が大きなメリットです。
しかし点検するケーブル数も多いため
現地でいかに早く点検を終わらせるかが
最重要課題でした。
お客様と一緒に現行機の問題点を確認
今回の改良項目を選定し
開発がスタートしました。
REVERSE ENGINEERING
リバースエンジニアリング

実機を分解したり、製品の動作を観察したりするなどして、製品の構造を分析し
そこから製造方法や動作原理、設計図などの仕様を再構築することを
リバースエンジニアリングと言います。
今回のケースでは現行機を分解し、分析&データ化
開発のベースデータとしました。
PROPOSAL
課題解決へのご提案
ブレーキ機構とエンコーダメカ部の破損防止など
信頼性向上のご提案や
脱着時間短縮のための改善設計を行ったり
電気回路部分では車両設計で培ったノウハウを使用し
信頼性向上を加味した配線類の取り回しや
基板の再設計を行ったり、
消耗部品への交換対応ができるように
メカ設計者と電気設計者が連携して改良を施しました。
アークでは改善設計(既存品をさらに良く作り変えること)を
得意としております
SUPPORT
サポート
作って終わりじゃない
その後のサポートもおまかせください
昇降性能や撮影試験はもちろん、屋外での点検作業となるので
無線通信調査や高温・低温評価を行いました。
また設計変更に伴って取扱説明書の改訂や
アプリとの整合性も確認の上、納品しました。
アークはASPINA(シナノケンシ株式会社)様の
電動3爪ロボットハンドの外装デザインを担当しました
ARH350A
ハンド+モータ+コントローラーが一体となっており
ステッピングモータを用いたサーボシステムによる
把持力・動作速度・位置制御が可能です。
“ しっかりと、いろんなものに、ちょうどいい。 ”を
実現した製品です。
KEY SKETCH
キースケッチ
Mobility / friendly
ラグビーボール型の機動力と曲線を多用した優しさ
Legacy / Future
シンプルな円柱形を継承した未来感
VOICE
デザイナーの想い

ロボットハンドは様々な用途やカタチが存在し
これからも多様性や特化を繰り返しながら進化していくと考えられます
人との協働 + 先進性
人に合わせて有機的な形に寄せると奇怪に感じたり
無機的にまとめると機械感が増し、ただの部品となってしまう・・
そこで
ロボットとして精密感やスピード感での頼もしさを持ち
人との協業では親しみやすさを狙い、持った感触も意識したカタチを目指しました
またティーチングの際、モータ部を持って操作するため
手の形状に合わせた掴みやすさでユーザビリティを追求
製造方法や取り付け方も考慮したデザインで
本来はデザインのみの依頼でしたが、外装設計の受注にもつながっています
アイデアごとのカラーリング提案
アークは株式会社FUJI様の移乗サポートロボット ハグ L1の
デザインをお手伝いしました
DEFINE
要望・条件の整理
キーワード
- 安全・安心
- やさしさ
- 使用環境に馴染む
お客様の要望からコンセプト立案
IDEATE
アイデア展開
コンセプトをもとにアイデアスケッチを展開
Round ver.
Straight ver.
COLOR
カラーリング提案
CGによるカラーリング提案
Light lavender
Green tea
MODELING
3DCG モデリング
ミニマム化の要望に応え構造物に合わせたモデリング
注型による樹脂カバー試作
GRAPHIC
ピクトグラム作成
ピクトグラム作成